こんにちは土井(@takeshidoi73)です。
大阪市都島区でリフォームリノベーション専門店と土地建物の買取/再生の事業をしています。
先日、家族で有馬温泉にポルシェに乗って有馬街道を抜けて旅行に行ってきました。
大阪市都島区からでしたら中崎町を抜けて、新御堂筋を北に上がり、その後は宝塚を抜けて生瀬駅らへんから有馬街道に入ります。
高速で向かうこともできますが、今回はドライブがてら愛車のポルシェマカンSに乗って、下道でのんびりと1時間かけて有馬温泉旅行に向かいました。
※愛車のポルシェマカンSの記事に関してはこちらからご覧ください。
今回は、有馬温泉や宿泊したホテルのただの旅行日記ですが、そんな記事もいいのかなと思って有馬温泉に行った感想を書きたいと思います。
有馬温泉の金泉と銀泉について
有馬温泉は、その長い歴史と豊かな自然に恵まれた環境で、多くの人々を魅了し続けている日本有数の温泉地です。この地の温泉が特別なのは、一般的な温泉とは異なり、「金泉」と「銀泉」という二種類の泉質を持っている点にあります。それぞれの泉質が持つ独特の魅力と効能が、有馬温泉の深い体験を形作っています。
元々はキャッチコピーとして、豊臣秀吉が愛した温泉というキャッチコピーで人気が出ましたが、大阪からの距離も近いことから温泉街として人気がありました。
また、有馬温泉の金泉は有馬温泉を代表する泉質であり、その名の通り、湧き出した当初は透明ながら空気に触れることで酸化し、独特の赤褐色に変色するのが特徴です。
この色は、温泉水に含まれる鉄分によるもので、鉄分の他に塩分も非常に豊富に含まれています。泉質としては含鉄強塩泉に分類され、その塩分濃度は海水とほぼ同等かそれ以上とも言われています。
この高濃度の塩分が、入浴時に肌に薄い膜を形成し、体の熱を逃がしにくいという保温効果をもたらします。そのため、湯冷めしにくく、体の芯から温まることができます。また、鉄分は貧血の改善にも効果があるとされており、婦人病や冷え性の方にも良いとされています。切り傷や火傷、慢性皮膚病への効能も期待され、その療養効果は古くから知られています。金泉は、その見た目のインパクトだけでなく、実際に体への多岐にわたる良い影響から「万病に効く湯」として親しまれてきました。
次に、銀泉についてです。金泉の強烈な個性とは対照的に、銀泉は無色透明なのが特徴です。有馬温泉の銀泉には、主に二種類の泉質があります。一つは二酸化炭素泉、もう一つはラドン泉です。
二酸化炭素泉は、その名の通り炭酸ガスを含んでおり、入浴すると肌に細かな泡が付着する感覚があります。この泡は血行を促進する効果があり、高血圧や動脈硬化といった生活習慣病の改善に役立つと言われています。
また、疲労回復や肩こり、腰痛の緩和にも効果が期待できます。一方、ラドン泉は放射能泉の一種で、微量の放射線が体内で新陳代謝を促進し、免疫力を高める効果があるとされています。
痛風やリウマチ、神経痛などの慢性的な痛みの緩和に有効とされており、静養を目的とした湯治に利用されることも少なくありません。銀泉は金泉のような強い刺激が少ないため、肌が敏感な方や、より穏やかな湯治を求める方に適しています。
金泉と銀泉、この二つの泉質は、それぞれ異なる魅力と効能を持ちながらも、有馬温泉という一つの場所で体験できることが、その最大の醍醐味です。
体の状態や目的に合わせて泉質を選び、あるいは両方を体験することで、より深く有馬温泉の恩恵を受けることができます。
多くの旅館や施設では、両方の泉質を楽しめるように工夫されており、湯めぐりを通じてそれぞれの違いを感じるのも有馬温泉ならではの楽しみ方です。
有馬温泉が古くから愛され続ける理由には、この金泉と銀泉が織りなす奥深さが間違いなく存在します。
訪れる人々は、これらの特別な湯に身を委ね、心身ともに癒され、活力を得て、日常へと戻っていくのです。
大阪から有馬温泉までの車と運転時間
大阪から有馬温泉へ車で向かう場合、移動時間は約38分、距離は約38.8kmです。阪神高速11号池田線と中国自動車道を経由するルートが一般的です。
このルートは、スムーズに進めば1時間もかからずに到着できるため、大阪からの日帰り旅行や週末のお出かけに非常に便利です。具体的なルートはこちらの地図で確認できます。
有馬温泉は、そのアクセスの良さも魅力の一つ。大阪からのドライブを楽しんで、金泉と銀泉の異なる泉質をぜひ体験してみてください。
月光園 遊月山荘に宿泊

月光園 遊月山に泊まった時のこと、本当に最高だったからみんなにも教えたいと思います。
自然に囲まれた最高のロケーション
まずね、旅館に着いてびっくりしたのが、その場所です。有馬温泉の中心から少し離れているのですが、それがすごく静かで落ち着くんです。周りが山に囲まれていて、窓から見える景色が本当にキレイでした。私が行った時は、ちょうど紅葉の季節で、山の木々が真っ赤に色づいていて感動しました。都会の喧騒を忘れて、心からリラックスできる場所でしたね。
金泉と銀泉、両方楽しめる温泉
有馬温泉といえば、やっぱり温泉ですよね。ここは金泉と銀泉、両方に入れるのが本当に嬉しいポイントでした!特に金泉は、敷地内から湧き出している自家源泉らしくて、すごく贅沢な気分になれます。あの赤っぽい金泉、入ると体の芯からポカポカして、湯冷めしにくいんです。冷え性なので、これは本当に助かりました。
銀泉は透明で、炭酸の泡が肌にシュワシュワして気持ちよかったですね。
貸切風呂もあって、入りたかったのですが、僕は客室露天風呂があるお部屋に予約したので、そちらで家族で楽しめました。
目も舌も大満足の料理
そして、料理がこれまたすごかったです!地元の旬の食材をたっぷり使った料理とバイキングで、見た目もすごく華やかで、運ばれてくるたびに「わー!」って声が出ました。
特に妻は妊娠中で生物がダメということもあって、旅館の方が気を遣っていただき、刺身を伊勢海老に変更してくださいました。
海の幸も山の幸も、どれも新鮮で、素材の味がしっかり生かされているんです。料理人さんの腕がいいのでしょうね。
家族でゆっくり食事ができたので、周りを気にせず、美味しい料理に集中できたのも嬉しかったです。
記念日とか、特別な日に利用するのもすごくいいと思います。
心温まるおもてなしと充実した施設
スタッフの方々のサービスも、本当にきめ細やかで感動しました。
到着した時から出発まで、ずっと笑顔で対応してくれて、安心して過ごすことができました。昔ながらの旅館の良いところはそのままに、現代的な快適さもちゃんとあるので、すごく過ごしやすかったです。
温泉の後には休憩所でくつろいだり、お土産屋さんで有馬温泉ならではのものを買ったり、売店も利用して、心も体もリフレッシュできました。
月光園 遊月山は、有馬温泉の自然と歴史、そして日本のおもてなしの心を全部感じられる、本当に素敵な旅館でした。日常から離れてゆっくりしたい方や、大切な人と特別な時間を過ごしたい方には、心からおすすめしたい場所です。
私もまた絶対に行きたいと思っています。
お土産には、有馬温泉と言えば、平野屋本舗さんの炭酸せんべい

有馬温泉のお土産で何がいいか迷ったら、平野屋本舗の炭酸せんべいがおすすめです!
有馬温泉には、金泉と銀泉っていう2種類の温泉があって、それぞれ色も効能も違うんです。大阪から車で1時間もかからないで行けるから、日帰りでも気軽に楽しめるのがいいですよね。
そして、その有馬温泉の有名なお土産が、この炭酸せんべいなんです。温泉の炭酸水を使って作られているので、すごく軽くてサクサクしてるんですよ。口に入れるとスッと溶けるような食感で、甘さも控えめだから、何枚でも食べられちゃいます。
平野屋本舗は、有馬温泉で昔から続く老舗で、ずっと同じ作り方で丁寧に手作りしているそうです。だからこそ、飽きない素朴な美味しさがあるんですね。
この炭酸せんべいが人気なのは、その軽さと優しい甘さだと思います。お子さんからご年配の方まで、誰にでも喜ばれる味なので、お土産選びに失敗しません。それに、一つずつ個包装になっているから、会社の人や友達に配りやすいですし、日持ちもするから安心です。軽くて持ち運びも楽なのも嬉しいポイントですね。
有馬温泉に行ったら、ぜひお店に立ち寄って、焼き立ての炭酸せんべいを食べてみてください!焼きたては、また格別に美味しいんですよ。温泉に入った後に食べる炭酸せんべいは、もう最高です!有馬温泉での楽しい思い出と一緒に、この美味しい炭酸せんべいをぜひお土産にどうぞ。
締め:有馬温泉は外国人が増えた印象
今回旅行して感じたのは、有馬温泉のロケーションや距離に関しては1時間で到着できるのでいいなと感じましたが、食事とお風呂を考えると、食事はめちゃくちゃいいとは言い難いなと改めて感じました。
どちらかというと、お風呂は抜群にいいのですが、料理はそこそこといった感じですかね。
また、観光客が多いのは分かっていましたが、特に日本人が少なく外国人観光客やバスガイドがかなり多いなと印象を受けました。
すでに日本国内で日本人観光客が多いエリアは少ないと思っていましたが、平日の旅行ではほとんど外国人観光客で溢れているそんな印象を今回の旅行で受けました。
これもインバウンドを推進してきた効果や円安の影響ですかね?
まあ、僕自身も久々の休みを満喫できてよかったです!
それでは、皆様が少しでも素敵な時間をお家で過ごせるよう願っております。
質問や相談等があれば、記事を読んでくれた方に費用等はいただいておりませんので、気軽にご連絡ください。
それでは時間を大切に良い一日を。
土井工務店 代表 土井健史