こんにちは土井工務店(@takeshidoi73)です。
大阪市都島区でリフォームリノベーション専門店と土地建物の買取/再生の事業をしています。
先日、大阪市北区天神橋筋六丁目にある株式会社シーエスエヌ不動産様の事務所を店舗リフォーム工事させていただきました。
以前は別のビルにある、千代田ビルにてオフィスを構えていたようですが、今のアクセスは大阪府大阪市北区浪花町12-24 赤坂天六ビル7階にオフィスを構えておられます。
今回はちょっとしたご縁で事務所の内装工事をさせていただくことになりましたので、その内容についてお話ししたいと思います。
お客様:CSN不動産様について
2024年2月29日に移転をされ、その際に工事を土井工務店がさせていただきました。
その際はシーエスエヌ不動産様は賃貸ショップというFCもしており、ウィークリーマンション・マンスリーマンションの運営・不動産仲介をメインとした事業を行っています。
今は名前が変わったのかその他は分かりませんが、フランチャイズ事業なども手掛けたり株式会社BraTToという会社と複数の経営をしている、ウィークリーマンション・マンスリーマンションの運営大きな不動産会社さんになります。
これらの仕組みについてわからない方もいるので、まずは工事の内容を説明する前にウィークリーマンション・マンスリーマンションについてお話ししましょう。
ウィークリーマンションとは
期間: 通常、1週間単位での賃貸が可能です。
– 利用目的: 出張や旅行、一時的な住居として利用されることが多いです。
– 設備: 家具や家電が揃っていることが一般的で、すぐに生活を始められる環境が整っています。
– 料金: 短期間のため、1泊あたりの料金が設定されていることが多いです。
マンスリーマンションとは
– 期間: 1ヶ月単位での賃貸が可能です。
– 利用目的: 長期の出張や転勤、留学など、もう少し長い期間の滞在に適しています。
– 設備: ウィークリーマンションと同様に、家具や家電が完備されていることが多いですが、より長期的な生活を考慮した設備が整っている場合もあります。
– 料金: 月単位での料金設定がされており、ウィークリーマンションよりも割安になることがあります。
どちらのタイプも、契約が簡単で、通常の賃貸物件よりも手続きがスムーズなため、急な住居が必要な場合に便利です。選択する際は、滞在期間や目的に応じて適切な物件を選ぶことが重要。
施工内容
今回はオフィスの間仕切りを起こして、その間仕切りにロゴとおしゃれな照明をつけて照らして欲しいというリクエストでした。
そのため、ユニバーサルダウンライトを使用して角度を調整して今回の工事を行なっていきました。
間仕切りの増設
LGSの材料を使って間仕切りを起こしています。
すでに会社が入居中で従業員の方が作業中だったため、工事は非常に大変な工事になりましたが、なんとか工事をうまいこと終わらせるために必死に工事を行いました。
オフィスのボード貼り
壁に石膏ボードを施工しました。
この上にクロスを施工していきます。
クロスの張り替えとダウンライト
奥の部屋はお客様を対応する応接室となるので、その位置に合わせてダウンライトを施工し、ポイント的に中心がテーブルの上に来るように設計と施工を行いました。
ユニバーサルダウンライトの増設とデザイン看板
天井にはユニバーサルダウンライトを施工し、シーエスエヌ不動産様のロゴを明るく照らしています。
なかなか、こういった形でオフィスをお洒落にしている会社を施行するのは珍しいことなのですが、綺麗に施工することができました。
なかなかおしゃれなオフィスではないでしょうか?
看板の設置とカッティングシート貼り
共有部のロゴステッカー部分にはオレンジのカッティングシートを貼り、奥のロゴにはユニバーサルダウンライトを使ってワンポイント出すという雰囲気に仕上げました。
基本的に明るい箇所と暗い箇所を作ることが照明のデザインの基本になります。
施工後の雰囲気はお洒落な事務所!やはりお洒落なオフィスは良いもの
個人的に思うのがですが、綺麗なオフィスには良い効果がたくさんあると考えています。
まずは従業員の意欲とモチベーションの上昇。
次に、従業員の定着と新入社員の獲得率の上昇が見込めるのではないかと個人的には考えています。
同時に対外的にもお客さんとの接客においては、間違いなく喜ばれるものになるでしょうし会社としての価値が非常に高く感じられるのではないでしょうか?
まあ、ぶっちゃけ汚い事務所に入ると雰囲気でわかりますもんね。
ビルのテナント系のリフォーム工事は難しい
ビルのテナントは工事をしているとやはりこの工事を専門にしている業者は一流の業者しか不可能だと改めて感じました。
具体的な理由は次の6つになります。
1. テナントの営業継続
テナントが営業を行っている場合、工事を行う際には営業を妨げないように配慮する必要があります。騒音や振動、工事による通行の制限などが問題となるため、工事のスケジュールや方法を工夫する必要があります。
2. 多様なニーズ
テナントごとに業種やニーズが異なるため、リフォームの内容も多様です。飲食店、オフィス、店舗など、それぞれに特有の要件があり、これに対応するための柔軟な設計や施工が求められます
3. 建物の構造制約
ビルの構造や配管、電気設備などの既存の条件により、リフォームの自由度が制限されることがあります。特に古いビルでは、耐震性や法令遵守の観点からも慎重な対応が必要です。
4. 法令や規制の遵守
リフォーム工事には、建築基準法や消防法、衛生管理などの法令を遵守する必要があります。これらの規制に適合させるための設計や手続きが複雑になることがあります。
5. コミュニケーションの難しさ
複数のテナントが入居しているビルでは、各テナントとのコミュニケーションが重要です。工事の進捗や影響についての情報共有が必要であり、これがスムーズに行われないとトラブルの原因とな理やすいこと。
6. 予算管理
テナント系のリフォームは、予算が限られている場合が多く、コスト管理が重要です。予算内での最適な提案を行うためには、施工業者との密な連携が求められます
締め:土井工務店の店舗リフォーム技術が向上した実感ができた
当社は都島区で住宅や店舗を中心に工事を行なっている工務店ですが、今回商業ビルの工事をするのは数回くらいだったので非常に気が張りました。
管理会社やビル特有のルールはもちろん木の使うことが多いので、本当にこの工事はして良いのか?までそんな部分まで気を使って工事をする必要がありました。
僕自身も大きな経験になりましたし、今後も施工技術を向上していきたいものです!
それでは、皆様が少しでも素敵な時間をお家で過ごせるよう願っております。
質問や相談等があれば、記事を読んでくれた方に費用等はいただいておりませんので、気軽にご連絡ください。
それでは時間を大切に良い一日を。
土井工務店 代表 土井健史