緊急で、すぐにリフォーム工事をしてほしい人は見るべき

緊急なので、すぐにリフォーム工事をしてほしい方々へ

こんにちは土井工務店の代表、土井(@takeshidoi73)です。
最近、大雨や台風が近づいている季節ということもあり、大阪の都島区の工務店である土井工務店のお問い合わせに、リフォーム工事で下記のような急な依頼が増えています。

  • 水漏れしているので直してほしい
  • 瓦が飛んだのですぐに直して欲しい
  • 壁が崩れ落ちたので見て欲しい
  • お湯、水が出ないからすぐに来てほしい
  • 電気がつかないから見てほしい

こんな相談が最近すごく増えてます。
実際リフォーム工事するのには、実は流れがあります。

  1. ヒアリング 1日目
  2. 現地調査 1日目 or 2日目
  3. 商材選び 2日目 or 3日目
  4. お見積もり 約3日間から1週間かかります
  5. ご契約 ヒアリング初日から約10日
  6. 工事発注準備 
  7. 工程表作成&打ち合わせ
  8. 材料発注  6-8まで約3日間は必要です。
  9. 工事日確定後、お客様連絡
  10. リフォーム工事開始
  11. 工事完了&当社の工事完了検査
  12. お客様完了検査

このように工事完了までには、通常、最短でも約2週間工事の流れと段取りを踏む必要があります。
そのため、すぐに工事とは不可能なのが工事の基本です。

また、上記の中でもお客様の中には時間が掛かってしまう場合があり、他にも優先で最短で工事をしてもらえる方法もあります。
それも踏まえて、今回は緊急に工事して欲しい場合の流れや、業界ならではの秘話についてお話ししたいと思います。

目次

緊急工事ですぐに対応してもらえる方法1 知り合いの不動産会社の社長の仲介

これは業界あるあるなのですが、工事業社はお客様を選びます。
そして、優先するのはいつもお世話になっている元請業者様になります。

特に僕たち工務店の元請け業者さんに多いのが、不動産屋さんになりますのでそこからのお仕事の依頼は優先して仕事を請ける、一元のお客様よりも継続してお取引してもらっている人を優先しているというのが僕ら工事業者の本音です。

正直、一見のお客様にも緊急で良い接客の対応してくれるのは基本的に大きな企業や、営業がメインのブローカー会社なのがこの業界のあるあるです。

その理由はなぜか?というと、基本的に僕ら工事業者は建て替えが大きい業界なので、一番のネックは顧客がお金を払ってくれないことなのです。
そのため、一見のお客様に関しては警戒心が高いのが普通ですし、職人に関しては一限のお客さんは基本的に相手にしないという人がほとんどです。

緊急工事ですぐに対応してもらえる方法2
“他に頼まずに工事を依頼するから早くしてほしい旨”を伝える

ぶっちゃけこの業界のことを話すと、相見積もりを複数社行う方もいますが、決してそれが悪いというわけではありませんが、時間がかるのは理解した方が良いです。

それは業者とお客さん双方とも同じなので、当社は基本的に業者様との取引で相見積もりは請けて行うことがあっても、一見のお客さんに相見積もりで見てもらえませんか?と言われても、他で頼まれた方がいいですとすぐに断っています。

実際問題、僕ら工事会社は営業がメインではなく、工事がメインなので元請け業者さんには営業をしますが、一般ユーザーはリピートしないため、手間がかかりそうなお客さんは断るのが基本。
言い方は悪いですが、一般の方から仕事を受注しなくても工事があるというのが、工事業者の特徴で、これは職人が減ってきちんとした工事ができる会社が減少していることからこのような事態が起きました。

言い換えれば、職人と工事業者は少ないので、暇な工事業者は何か問題があるのか?もしくは、創業して間もないかの二択ですけどね。

緊急工事ですぐに対応してもらえる方法2
”暇な工事会社に依頼する”

これは僕たち業界の中では、一番愚の骨頂と言われる選択なのです。
基本的に職人は忙しいのが当たり前の世の中ですので、暇な職人、工事業者=何か問題あり、技術が悪い
この二択である場合がほとんどです。

まあ、一般のお客様では工事の綺麗、汚いは正直理解できているかは怪しいので、それも正解かもしれませんが、当社の経験では暇な職人と一緒に工事をして良いことは基本的にはありませんでした。
ただ、僕らが汚い工事だな思っても一般の人では分からないってことは多いので、正解が分かりませんw

工事会社は一見のお客さんをめちゃくちゃ警戒しているので、警戒が解けなければ仕事も請けてくれない

工事会社の材料、工具

基本的に冒頭に述べた通り、本当の工事会社は辺鄙な立地に事務所があって工事道具だらけというのが普通なので、僕の事務所でもおしゃれにしてるものの、一面の棚は工事道具だらけであったり、倉庫の中は材料だらけというのが普通。

そんな中、一般のお客様が僕たち工事会社へ辿り着くのは基本的に不可能なので、まずは町の不動産屋さんや営業がメインのブローカーの会社になってくる思います。
僕みたいな趣味の工事ブログに辿り着くのは、まあ一般の人じゃ無理じゃないですかね?w

工事まで時間がかかるパターン1 相見積もり

正直、一般の方の相見積もりを請けてOKをしてくれる工事業者はほぼいないし、かなり失礼だと言われます。
理由は工事業者は、ほっておいても元請け業者さんからリフォームや修繕の依頼が来るので、基本的に手間のかかる一般ユーザー、つまりエンドユーザーのお客さんを嫌がる人が多いです。

また、工事業者がこのような態度をとる理由は、基本的に営業をメインとして元請け業者より工事価格が安いからです。
そのため、工事業者は信頼して任されるということが多いため、費用面で交渉されるということを嫌がる人がかなり多いのが特徴です。
まあ、つまり商売人というよりはどこまでいっても職人なんで鬱陶しいって感じなんでしょう。

工事まで時間がかかるパターン2 保険会社への申請

最近当社でもよくあるのが、火災保険の申請をしたいという相談です。
当社は基本的に工事をする前提で契約後でなければ、全て断っていますし、あまりにも悪質な保険申請に付き合わされるリスクから保険適応の工事は僕の意向で避けています。

確かに費用がかかる面を上手に住宅の火災保険を適応して、高騰している工事価格を抑えたいというのは分かりますが、会社の名前が保険会社さんへ責任もって見積もりを届けて、その後の対応という手間を考えると、工事完了前、火災保険の申請前から契約していただかないと、目に見えないコストが高すぎるので僕はあまり火災保険を適応させて工事は信頼できる人しか手伝うことはありません。

実際、この申請と相見積もりとなると本来必要でない費用を僕は最低5万円から10万円別途費用で工事費に入れないと合わないんじゃないかな?というくらいの手間賃だと思いますし、僕ら現場系の職人はこのような手続きをしなくても1日現場に入れば1人、3万円から5万円は確実に稼げる時代です。

ちなみにこの2ヶ月で、相見積もり+火災保険の申請が4件、問い合わせがありましたが、その工事は全てお断りさせていただいてます。

結論:最短で工事してもう方法は2つ

1、家の仕事をしている社長に職人や工事会社を紹介してもらってマージン手数料を払って、工事会社を紹介してもらう
2、一見で工事会社直接の場合は、相見積もりをせずに現金で工事完了日に支払う旨を伝えて、着手金も支払う

これくらいしかすぐにしてもらう方法ってないですよね。
実際、僕は一見の方に緊急の工事を依頼されても、現住所の特定ができない、契約書、着手金無し、緊急なのに相見積もり、の4パターンは普通に断ります。

理由は危ないからですよね。
僕ら工事会社は動く金額の大きなリスクのある仕事ですからお客さん選びには慎重になるんですよ。
まあ、こんな工務店のぶっちゃけ話でしたが、参考になれば幸いです。

締め:まともな工事業者は忙しい

今は職人不足の時代なので、工事ができるような会社は基本的に数ヶ月先まで仕事があるような状態が続いています。
中でも、職人や工務店で仕事ができるような本当の工事業者は忙しいため、取引先を選んでいるような状態になっているのが工事業界の現状です。

当社は、大阪市都島区の工務店ですが近隣の不動産屋、工事業者、同業種から急遽工事をしてほしいという連絡は多々ありますので、その中で工事をすべて優先するはやはり金額にうるさくなく気持ちよく工事をさせてくれるような会社を選びます。

まあ、正直言って急遽工事かけつけなんて知り合い以外はやりたい人なんていませんからね。
そのため、紹介や知人がどうしてもと頼んできた時のみ、優先して水漏れや雨漏れ、電気、鍵などの緊急駆けつけが必要な仕事をしています。

それでは、最後になりましたが皆様が少しでも素敵な時間をお家で過ごせるよう願っております。
何か質問や相談等があれば、費用等はいただいておりませんので、気軽にご連絡ください。
それでは時間を大切に良い一日を。

土井工務店 代表 土井健史




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