知っておくべき現場管理費【工事開始までの流れと工事準備期間について】

現場管理

こんにちは、都島区の工務店、土井工務店の代表、土井(@takeshidoi73)です。
今回はリフォームや工事契約後に、どのような流れで工事が進むのか?また、現場管理費って何?という質問があったので、その点について詳しくお話ししたいと思います。

  1. 契約-金額が大きい場合は着手金のお支払い
  2. 職人と打ち合わせ、工事準備 現場管理の仕事の開始
  3. 商材発注準備
  4. 工程表作成
  5. お客様と仕様書の確認と工程の連絡
  6. 問題なければ、工事開始
  7. 日々の工事、工事進捗、現場管理をお客様に随時連絡
  8. リフォーム工事完了-工務店の工事完了検査
  9. お客様、工事完了検査
  10. お家の引き渡し
  11. 工事請負代金のお支払い

このような流れになります。
さて、これらを踏まえた上で実際の工事では、どのような手順で工事の準備や段取り、現場管理が行われているか今回はお話しましょう!

目次

ご契約後、工事開始までの期間の準備で、工事の現場管理と成功は決まる

ご契約後工事に入るまでは、工事の規模にもよりますが大きな工事であれば約1ヶ月弱の時間、中規模の工事でも2週間の準備期間は必要です。
特に商品が特殊な場合や、フルリフォーム、フルリノベの場合は商社との打ち合わせも長く、見積もりも長くなりますし、発注にも時間がかかります。

工事着手金は支払うのが普通なのか?

工事着手金は基本的に材料代として、お支払いしてただく会社と大手企業のように資本が有り余っている会社は、工事完了後にお支払いしていただく場合の2パターンがあります。

実際、当社は中小企業のため資金繰りの問題と、お客様との信頼関係構築のためにも30万円以上の工事契約は必ず工事請負金額の際に工事着手金の話をさせていただきます。
そして、材料代としてその工事着手金は活用させていただいております。

職人の日程確保と打ち合わせをする重要性

実際に工事をする際は、工事は1人でするものでは無いため各工事の日付と段取りを決める必要があります。
また、職人が工事する際の日取りと段取り調整、材料の有無を職人と打ち合わせする必要があるので、工事を行う前に工事が上手くいくかどうか分かります。

お家はオンリーワンのものは存在しないので現場によって使う材料が変わり、工事の材料だけでなく現場管理もかなりの専門性の知識が必要になります。
また、現場管理は工事中にも職人と打ち合わせてお客様とのイメージのズレ、商品と見比べて仕上がりのズレがないか?
給水給湯配管の仕込みの位置、電気コンセントの仕込みの位置、建具のサイズなど、全てを現場で把握する必要があります。

そのため、工事の施行中に追加であの材料がいる!というのは普通でよくあることです。
その際は現場管理または職人が購入、もしくは再手配を行います。
だから、現場管理費というものは必ず必要で、工事の際は管理する者がいないと工事というのはスムーズには進みません。

お客さんと仕様書の確認と工期(工程表)の連絡

工事業者は当然なのですが、工事をする際は仕様書と工程表が必須です。
小さな工事でも手を抜かずに作ることで、工事の細かなミスや現場管理の質の向上、お客様との仕上がりイメージの相違を防ぐことができます。

基本的に工事前に仕様書と工程表の打ち合わせを最終確認し、お客様の了承を待って問題無ければ工事に進みます。

土日祝の材料発注は基本的に不可能

当社もそうなのですが、取引している会社が休みであれば基本的に材料の発注は不可になります。
そのため、見積もりや工事に遅れが出るので、金曜日に見積もりをした場合は土日が見積もりの準備をするということが基本的にできないので、1週間以上かかる場合もあります。

これらはどうしてもあるため、仕方がないと割り切っていただくしかないというのが現状です。

工事の後期遅れの可能性について

工事は基本的に外の場合は、天候に左右されて工期が変更する可能性は非常に高いです。
また、内装工事の場合でも天候の関係で商材発注に影響が出れば納期が遅れるので、工期が遅れることは多々あります。

これらは僕たち工事業者がいうのは説得力がありませんが、基本的によくあることなので結論から言うと、我慢してもらうしかないんですね。

近隣住民の方への工事前の挨拶とご配慮

当社は工事に入る際は、まず周囲の方々にご挨拶と気持ちばかりですが、お菓子を渡させてもらっています。
基本的に工事は1人でできる者ではなく、周囲の方々のど理解があってできるものなので、近隣住民の方への感謝の心とこれから工事で起きる騒音や埃などに対して、これからの工事期間よろしくお願い致します。

という気持ちを込めて当社は行っています。

締め:工事が早くできるかはタイミングによる

最後に、当社だけでなく工事業者は基本的に忙しいのが普通ですので、天気によっては1ヶ月待ちになるのも普通です。
そのため、工事には準備期間にかなりの時間がかかるということだけは覚えていてください。

逆に準備がいらない工事と言うのは数日で終わるような工事くらいのものですから。

最後になりましたが、読者の皆様の工事が良い工事で終わることを願っております。
それでは時間を大切に良い1日を!

土井工務店 代表 土井健史

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