こんにちは土井(@takeshidoi73)です。
大阪市都島区でリフォームリノベーション専門店と土地建物の買取/再生の事業をしています。
最近よく当社に間接照明の施工やダクトレールやダウンライトの相談が多くなりました。
つい先日、都島区で照明のデザインを一緒に考えて欲しいという依頼があり、ダクトレールの設置やトイレの交換のついでにクロスの張り替えと、照明を交換する工事も行いました。
お家の雰囲気を変えるのに一番有効な方法は、3つあります。
- 照明をお洒落にする
- クロスを張り替える
- 床のリフォームをする
この三つが、お洒落にするための有効な方法なのですが、その際に気をつけるべきが大工工事の下地になります。
今回はその大工工事の下地と実際に使ったお洒落なダクトレールの施工事例と、スポットライトなど照明をお洒落にデザインするための基本となる記事を書きます。
ダクトレールの設置と注意点
ダクトレールの設置は、ビスで固定することが多くその裏に下地があることが基本的に前提となります。
このビスで固定することを前提に設置をするため、つけたい場所に下地がない場合には大工工事をする必要があります。
下地がある箇所とない箇所では長期的に見ると長持ちするかどうかは、明らかに差が出るのでアンカーなどで石膏ボードに打つのでは無く、基本的に下地がある箇所にダクトレールを固定することをお勧めします。
下地が入ってない石膏ボードにダクトレールを設置する危険性について
上記の写真は石膏ボードの施工写真となり、実際に真ん中と端にしか下地はありません。
あくまでも穴を塞ぐための補修工事でしたが、ここでダクトレールを設置するとなると設置できる箇所が木下地がある箇所に限られるので、どうしてもビスの打ってある下地部分に施工する必要があります。
また、この石膏ボード同士の境目の部分は下地になっていることが多いので、ここを目掛けてダクトレールを設置することによってパテの後に貼ったクロスが目立ちにくいようになるという狙いももちろんあります。
ダクトレールの施工には、第二種電気工事士が必要
ダクトレールの設置には、当然ですが第二種電気工事士が必要になり、入ってすぐのフィードインの部分には電気工事でプラスとマイナスの黒線と白線を繋ぐ必要があります。
この際に第二種電気工事の資格を持っていなければ、低圧の電気工事ができないのが基本です。
また、ダクトレールを設置後に後付けでスポットライトや、CFを設置したり、中には植物まで設置する方もいるので非常にデザイン的にも自由度が高いので人気の商品になっています。
今回使った電気の材料一覧
今回のコンセプトは、電球色と黒のダクトレールを使ったデザインになり、明るいというよりは薄暗くておしゃれと言う雰囲気のお家づくりを目指しました。
僕が考える照明のデザインの一つに明るい箇所と暗い箇所を分けるというのがあります。
どうしても日本の建築では、全ての箇所を明るくしようとする傾向にあるのですが実際問題住んでみるとそんなところは明るくなくてもよいという箇所はたくさんあるので、明るい箇所と暗い箇所を意図して作ることが重要になってきます。
Panasonic:ダクトレール3m Black ショップライン
今回使用したのは、ダクトレールの黒で3mを使用しました。
別名はショップラインと呼ぶ人も多く、ダクトレール同士を繋げるジョイント材や色は白や黒が人気の色で基本この色のどちらかを使用して施工します。
大光電気 スポットライト電球色
DSL-4780 YB
今回、スポットライトで使用したのは、電球と本体が一体型になっている、大光電気 スポットライト電球色 DSL-4780 YBを使用して工事を行いました。
実際使ってみると、電球を変えるパターンのものと違い一体型になっているのでデザイン的なセンスもよく設置すると明るく照らす箇所と見えない箇所が生まれるため、素敵なデザインと空間を演出してくれます。
ダクトレールにペンダントライトを増設する方法とおすすめ
コイズミ照明のホームページから引用
ダクトレールには別途でCL(引っ掛けシーリング)をダクトレール用のものを設置することによってペンダントライトが設置することができます。
このペンダントライトをテーブルの上に合わせて設置してデザインする人が多く、店舗やお家でも人気の商品になっていますし、実際にダクトレールにCLを施工している写真は次のとおりです。
実際設置してみるのは簡単で、この上に電気照明をつけることになります。
この際に根本は感電する恐れがあるので、決して、根本は触ってはいけませんし、設置する場合は第二種電気工事士を持った方以上が条件になるので、免状を持った方に設置してもらうことをお勧めします。
賃貸で使える天井に穴を開けないダクトレールについて
賃貸でよく設置されている照明器具は基本的にダクトレールではなく、CL(引掛シーリング)の上に照明器具を別でAmazonや楽天、IKEAで購入している人が設置しているのがほとんどです。
写真にはCFと書いていますが、C Lの間違いですので、その上に引っ掛けて設置しているものだと思ってください。
トイレでも照明を変えてみた
実際に照明にこだわったお家3選です。
元々は決しておしゃれなデザインのトイレでは決してなかったのですが、デザインにこだわることによって落ち着いた空間や高級な仕様に変えることができます。
実際にこのTOTOのトイレは決して高級なトイレではなく、どちらかというと気軽に手に入るトイレであるため、やはりクロスとデザインがものを言うと個人的に感じました。
締め:照明でお家の雰囲気は変わる
今回は照明を変えることによってお家の雰囲気を変えましたが、やはり床のリフォームとクロスのリフォームを合わせてすることによってお家の雰囲気を完全に変えることができます。
スタジオのような雰囲気を演出したり、空間を変えることによってお家にいるのが楽しくなるそんなお家を目指してはいかがでしょうか?
ちなみにですが、今回の都島区のお家の築年数は浅いお家でしたが、築40年のお家でも照明とクロス、床のリフォームをすることによってお家の雰囲気を変えることが可能です。
当社は大阪市都島区の工務店ですが、最近は店舗が増えて店舗では照明の工事と、クロスの工事、床の工事は当たり前のようにするので、それが普通のマンションや戸建てにも増えてきたなと言う印象を受けています。
デザインや設計をして、リフォーム、リノベーションができる工事会社は減ってきましたが、今後も一貫して当社は行なっていきたいと思います。
それでは、皆様が少しでも素敵な時間をお家で過ごせるよう願っております。
質問や相談等があれば、記事を読んでくれた方に費用等はいただいておりませんので、気軽にご連絡ください。それでは時間を大切に良い一日を。
土井工務店 代表 土井健史