こんにちは!土井工務店の坂口よしき(@jmn.koy)です!!
大阪市都島区でリフォーム/リノベーション専門店と土地建物の買取の仕事を日々奮闘しております。
最近ふと思うのが、年齢を重ねると若い時には重きを置いていなかった部分にお金をかけるようになったと感じました。
自身の身なりである服装や時計や車、名刺入れや印鑑など業種によってお金をかける部分は多種多様ですが、私は仕事柄、現場で作業をする他、お客様と直接お会いし工事の内容やお家の現状確認、そしてご契約書にサインしていただくことも多々あります。
お客様の立場で考えると、30万円の契約だろうと1000万円の契約だろうと大金に違いありません。
そんな大金を任される大切な書類にジェットストリームやエナージェルといった安価なボールペンでサインいただくのは、私個人的には大きな違和感を感じます。
そんな私が使っているボールペンは次の5つです。
- PARKER(パーカー)
- CROSS(クロス)
- Pelikan(ペリカン)
- WATERMAN(ウォーターマン)
- Montblanc(モンブラン)
みなさんはどんなボールペンを使っていますか?
普通の三色ボールペンもよいですが、今回は私が普段愛用しているボールペンと私なりのボールペンへのこだわりを書かせていただきます。
筆記具は持ち主の品格を上げてくれる武器
仕事をする上で「出世したい・売り上げを上げたい・人間力を高めたい」など様々な野心や情熱が皆さんにはあるのではないでしょうか?
また、プレゼントなどで筆記具は人気の一品でもありますので押さえておいて損はありません。
今回ご紹介するボールペンは5つのブランドです。
1.PARKER(パーカー)

19世紀末の創業でイギリスを代表する高級筆記具です。
代表的なモデルとしては、やはり【デュオフォールド】ではないでしょうか。
ポピュラーに見かけるモデルとしては【パーカー51】の印象があります。
僕は母から20代前半に誕生日プレゼントとしてもらいました。
はじめは物の価値も分からず、ずっと机の引き出しにしまっていましたが
筆記具にこだわりを持つようになってからは、母のありがたみを胸に大切に使用しています。
また、この商品は名前を入れる事もできるので一生に一度のお買い物をするときはこのボールペンを使うのもおすすめです。
2.CROSS(クロス)

1846年創業にアメリカが誇る老舗筆記具ブランドです(創業者はイギリス生まれ)。
代表モデルは【ダウンゼント】が有名かなという印象です。
優雅で機能性とデザイン性に優れ、当時は筆記具界で革命的とも言われたブランドです。
僕は以前お世話になっていた会社の上司にクロスのボールペンをいただき今も愛用しています。
3.Pelikan(ペリカン)

ドイツを代表する老舗筆記具ブランドですね。
代表モデルは間違いなく【スーベレーン】だと思っています。
書き味が滑らかで見た目に知性が感じられるので、僕がお客様から契約をいただく際は
いつもPelikanのボールペンでサインをいただいています。
4.WATERMAN(ウォーターマン)
1883年の創業。世界初の万年筆を作成したのは有名な話。
フランスの高級筆記具ブランドで、気品溢れたデザインはまさに“上品”さを体現している筆記具。
最上位モデルの【エクセプション】を使用している人を見ると、思わず「あっ!(この人こだわってるんだな)」と
声を出して感心した覚えがあります。
弊社、土井工務店の社長もWATERMANの筆記具を使用しています。
会社を立ち上げた時に奥様からプレゼントされた物らしく、今でも大切に使っている姿を見ると
従業員の僕もほっこりします(笑)
5.Montblanc(モンブラン)
1906年に創業。世界的に人気の高い高級筆記具ブランドでドイツの筆記具と言えば
ペリカンでなくモンブラン!という認識の方も多いのではないでしょうか?
山頂に積もる雪をイメージしたホワイトスターのブランドアイコンがカッコよくて営業マンには欠かせない一流ブランド内の不動のエースといった印象があります。
代表モデルは【マイスターシュテゥック】は、もはや説明不要の超王道の珠玉のボールペンですね。
よしき的年代別ボールペン
とは言え、ボールペンも時計と同じで若い年齢からモンブランを使うのは、正直背伸びしすぎている気がします。
あくまで個人的見解ですので、どの年代の人が、どのブランドの、どのランクを使うのかはもちろん自由です。
ただ個人的には
20代…パーカー、クロス、ウォーターマン
30代…パーカー、クロス、ペリカン
40代…モンブラン、ウォーターマン
50代…モンブラン
というのが、個人的に年齢別で見たブランドランクではないかと思います。
結局はなにを使っていて気分が上がるか
色々と書きましたが、結局はなにが使いやすいか。何がその場に適した物なのかということです。
中学校や高校では、シャーペンや一般的なボールペン(ジェットストリームやゼブラのサラサ、エナージェル)で十分でしょう、普段使いの筆記具においても物の品質よりも利便性の追求となると思います。

僕自身、今一番愛用しているのはPILOTのボールペンです。
仮に今モンブランの筆記具をプレゼントされても、さほど嬉しくはありません。
どういった思いがあって気に入って使っているのかで筆記具にも愛着が湧くものです。
締め:“品”を持った物を使うと使用者もふさわしい人間になる
かの有名な提督の言葉に「人はその制服通りの人間になる」という言葉があります。
これは有名なラベリング効果と同じ原理ですが、この言葉の真理は別にあると僕は思います。
仮に20歳前後の僕がロレックスの時計にモンブランの筆記具、ポルシェのスポーツカーをもらったとしても物の価値より利便性を重視する年頃なので、秒単位で時間の分かるGショックに字の書きやすいエナージェル、友達と多く載せれるワゴン車へと早々に買い替えるでしょう。
物の価値を知る年齢は、その人自身の人間力が養われた時です。
背伸びして良い制服を着るのもありですが、自分の身の丈が合うように、まずは人間力を磨いて良質な物に見合うように僕も日々成長中です。