PORSCHEのためのビルトインガレージを作ってます

PORSCHEのためのビルトインガレージを作ってます

こんにちは土井(@takeshidoi73)です。
大阪市都島区でリフォームリノベーション専門店と土地建物の買取/再生の事業をしています。

先日、PORSCHE マカンを納車してめちゃくちゃ気持ちが浮かれております。
そんな中、この車に相応しいガレージを作ってやろうと企画をした次第です。

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【ポルシェマカンS】の納車と購入した感想 04/16日にポルシェマカンsを購入しました。 周囲の方々には驚かれましたが、僕は昨年から今年にかけてこのポルシェを乗るに相応しい人になった自信もあって、ついに乗っている車に出会う時が来たのではないかと考え購入に至りました。

ガレージ作りには何個か選択肢があって、その選択肢で最も多いのが次の二つ

  • ガレージハウスを建てるのか
  • インナーガレージを作るのか

この2パターンが基本となっており、ガレージハウスを建てるとなると基本的に建築になるので、新築と同じ扱いのため、壁や柱によっては建築基準法の規制や、防火規制などの対象となるので非常に難易度の高い構造になるケースがほとんどです。

それに比べて、リフォームでは4号の建築基準法改正はあったものの、建築確認や場合によってはリフォームでインナーガレージを作ることが現実的には可能になります。

その際に障壁となるので、施工ができる会社が少ないという点、そして自社で設計と大工ができる工務店が少ないというこの矛盾によって、世の中の需要に供給がおいつていないのかななんて感じる次第です。

さて、そんな中、当社の社用車であるポルシェはどのようにしてインナーガレージを作ったのか?実際の施工事例についてお話していきましょう!

目次

倉庫をインナーガレージのモデルルームにする案

倉庫をインナーガレージのモデルルームにしたいと思ったのが、僕もそうなのですがなかなかイメージがつかないとい点、実際にどの程度の車が止めれるのか?
せっかくのガレージハウスにどのような施工ができるのか?
どのようなものを置くことができるのか?

こういったイメージというのは実際にはかなり難しくて、イメージができるものを作ってもらう、もしくはモデルハウスを見ないとお客さんがイメージができないと思い、今回借りている倉庫をリフォームして作ることにしました。

あとは、僕がもし倉庫をビルトインガレージにするならどうするのかというイメージを持って施工をしているので、どちらかと言うと大工工事がメインな倉庫となりました。

インナーガレージの広さ

当社が借りたインナーガレージの広さの平面図になります。
ここの広さをまず、軸としてどのような設計にするのか?
どのようなデザインにするのか?試行錯誤して物作りは始まります。

最終的にはお客さんと普段は共にものを作るのですが、今回は当社の事務所のガレージということもあって、気楽にリフォームを行えるので、僕の愛車であるPORSCHEのマカンSと、建築の資材と荷物が入る部屋のコラボレーションを作ることが今回の一番の目的です。

ただ、広さ的には10㎡弱ほどのガレージで決して広いわけではありませんし、この狭いスペースの中でどうやってガレージを作るのか?
どのように設計して、デザインを作っていくのか?その課題が今回は難しいなと感じました。

ガレージは倉庫兼ガレージ

ガレージは少しスペースが狭くなっても倉庫兼ガレージにして、使っている人たちがこの倉庫は便利な上に雰囲気や機能性に優れた倉庫だけでなく、ここに高級車が止まっているんだなと思うようなイメージで倉庫を作ることにしました。

壁一面に倉庫を作る計画なので、非常に難易度も高く棚作りと壁の仕事だけでも日数のかかる仕事になりました。
さて、この倉庫リフォーム工事なのですが、何よりも難しかったのがガレージの中でのみという限られたスペースで収納を作るというのがやはり狭い分難易度も高い施工になりました。

もちろんですが、このガレージの外で施工するのは通行人の妨げになってしまうので、ホコリが表にいくのを抑えながら良いものを作っていく、まずはその見本となるものを作る。
そんな思いで今回の棚を施工しています。

内装工事の実際の施工内容

今回内装工事で行うのは次の三つ。

  • 棚作り
  • 塗装
  • 電気工事

今回はすでに土間うちや簡易な電気はあったため、棚作りをするためにどうしようか?
この内装工事でのメインは棚と照明であることも踏まえて、実際に作って見ると巨大な棚の収納がビルトインガレージの壁にできることになりました。

ちなみにですが、今回の倉庫の造作棚はコンパネの24mm針葉樹で作っているため、完全な造作工事になります。
造作工事は手作りが基本なので、なかなか店舗では見られないのですが今回は自分のガレージなのでお客さんのイメージにもなると思い、手間がかかる造作工事にチャレンジをしました。

倉庫兼インナーガレージに収納用の棚を作ることに

部屋が狭いというのもあり、部屋全体の収納となると非常に大きいものを作るのが難しい施工になりました。
そんな中、今回の施工のポイントになったのは予め棚を組み上げておくことと組み上げた棚を壁に動かす際に既存の荷物を動かすこと、これらが施工のポイントとなりました。

また、今回の棚には間接照明を施工するという目的があったため、実際の施工には時間がかかるのとさらに時間がかかった上でどのように仕上げるのが良いのか?という点も今回の施工の見どころとなりました。

余談ですが、今回新入社員の社員に初めて図面の作成を練習がてら倉庫にチャレンジしましたが、案の定失敗していたので最初はそんなもんやと笑えましたね。
材料は1万円ほど損しましたけど、w

インナーガレージの良さと作っている今の感想

まだまだ、倉庫は完成したわけではありませんが、作っていく中で出来上がっている光景や棚が組み上がっているのを見ると非常に嬉しく思います。
また、僕のポルシェがこの倉庫の中にどのように完成するのか?
どのような照明がつくのか?

最終的にはどのような仕上がりになるのか?
車を愛する者にとってインナーガレージというのがすごい大きな1イベントなのだなというのをすごく感じました。

僕自身が顧客になるような感覚というのは少ないので、車や倉庫、インナーガレージを今まで当社に相談してきた人がどのような思いで倉庫が欲しいのか?
インナーガレージをどうやってデザインしてきたのか?様々な面から考えることができるタイミングだったので、僕自身が勉強をさせられました。

実際にインナーガレージを作るとなると費用や必要なことは?

実際僕が作っていて感じたのは、電気や水道がないと不便だなと感じました。
たまたま僕が使っているガレージにはシャッターはありますが、これがないとガレージと呼ぶにはどうなのかな?と考えてしまうこともあります。

ちなみに費用感ですが、ガレージに電気や水道を引き込み、シャッターをつけ、照明や棚まで作ると簡単に300万近くお金がかかってしまい、さらに解体や土間打ちが必要になると、さらに単価が高くなります。
ただ、ガレージというのは月極駐車場で何年もお金を借りることを考えれば最終的には安くなるため、僕はインナーガレージを推奨しています。

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【施工事例】使わない和室をビルトインガレージにリフォーム 住宅の使わない部屋をリフォームしてビルトインのインナーガレージ(ガレージハウス)を作って欲しいという要望でした。

実際に使っていない部屋をビルトインガレージにリフォームした記事です。
参考までに【施工事例】使わない和室をビルトインガレージにリフォームするということはどういうことなのか?

ビルトインガレージの予算感や必要な工事を知ることができます。
また、このお客さんはガレージに車やバイクだけでなく、趣味用の自転車まであるため、趣味のために作ったといっても過言ではない内装仕上げとなりました。

大阪でガレージや倉庫を借りる費用について思うこと

実際問題、ガレージハウスや倉庫を借りようと思うと、最低でも4万円ほど都島区では費用が発生します。
ガレージや倉庫というのは需要が高く、特にガレージハウスとなると4万円では到底借りることができないことが多く、ガレージハウスで有名な建物には、RAIZE BOXなどがありますが、ほとんどが満車です。

法人契約ができない、事務所契約ができない、そもそも満員で借りることができない、水道がない、電気がない、倉庫やガレージには様々な不満が出てきます。

それを解消できるのがビルトインガレージに特化した我々のような、設計やデザイン、施工の全てを兼ね備えた工務店ではないかな?なんて思っており、なかなか全てができる工務店というのは実際問題少なく、ほとんどが一貫して行えないので当社は唯一無二の会社として戦っていけると自負しております。

ポルシェとの絆を深める:ガレージハウスがもたらす特別な時間

ポルシェは単なる移動手段ではありません。
それは情熱、歴史、そして夢の象徴だと僕は思っていて、ガレージハウスは、ポルシェオーナーにとって、愛車との絆を深め、特別な時間を過ごすための空間へ生まれ変わらせるのが僕の仕事です。

そして、ポルシェの歴史とガレージ文化や歴史と、ガレージが持つ特別な意味合いについて掘り下げるきっかけになると考えていて、初期のレーシングカーから現代のモデルまで、ポルシェの進化と、それを支えたガレージの存在がより際立つと僕は思っています

大阪でポルシェガレージハウスを実現したオーナーの声

実際に大阪でポルシェガレージハウスを建てたオーナーの声を紹介します。

大阪で生まれ、ポルシェと過ごす特別な時間を作るためにガレージを作った大阪の都心に近い住宅街に住むKさん(40代)

若い頃からの夢だったポルシェ「911カレラ」を手に入れたものの、マンションの駐車場では物足りなさを感じていました。「雨風に晒したくない、いつでも眺めていたい」。そんな思いが募り、一念発起してガレージハウスを建てることを決意。

数々の業者を巡り、土井工務店と出会いました。Kさんの熱意を受け止めた担当者は、リビングから愛車を望める大きなFIX窓、そしてメンテナンスに必要な工具や洗車用品を収納できるスペースを確保した設計を提案。
完成したガレージハウスは、Kさんの想像を遥かに超えるものでした。

週末になると、Kさんはガレージで愛車を磨き、エンジン音に耳を傾けるのが至福の時間「リビングでコーヒーを飲みながら、ふと愛車に目をやると、本当に建ててよかったと心から思います」とKさん。
ガレージハウスは、単なる車庫ではなく、Kさんのポルシェライフを豊かにする特別な空間となったのです。

締め:ポルシェと生きる、情熱を形にする、ガレージを作る理由やきっかけ

ポルシェガレージハウスは、単なる車庫ではありません。それは、ポルシェへの愛情を形にし、情熱を分かち合うための特別な空間です。大阪でポルシェガレージハウスを建てることは、あなたのポルシェライフを、さらに豊かなものにするでしょう。

なかなか自分のお家にガレージを作るというのはないことなのですが、個人的にはビルトインガレージは結果的に費用を抑えれて長くお家に住む人にとってはいい投資になるのではないかな?と個人的に思っています。

初期費用はもちろん必要となりますが、荷物の搬入の時間や家族がすぐにおうちに帰れる、雨に濡れない、安全性も高い、これらのメリットを鑑みると、ビルトインガレージは毎月の固定費も抑えれるため僕は推奨しております。
ちなみにですが、毎月の固定費で倉庫やビルトインガレージは4万円ほど必要になり、年間で48万円必要になります。

しかし、お家の一部をガレージにすることによって最初の初期費用は高いかもしれませんが、10年ほどで元を取る勢いであり、それに家から駐車場が近いということはスーパーの帰りの荷物を下ろすことや通勤時間の短縮、時間の有効活用にもなりますからね!

というよりは、自分の趣味に使える時間やスペースができるのことが何よりもいいのではないでしょうか?

長い文章になりましたが、ここまで読んできただきありがとうございました。
皆様が少しでも素敵な時間をお家で過ごせるよう願っております。
質問・依頼・相談等があれば、費用等はいただいておりませんので、気軽にご連絡ください。
それでは時間を大切に良い一日を。

土井工務店 代表 土井健史

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