こんにちは土井(@takeshidoi73)です。
大阪市都島区でリフォームリノベーション専門店と土地建物の買取/再生の事業をしています。
先日、空手道場の師範のご縁から両道会空手あびこ教室様の支店の店舗改装工事をさせていただきました。
場所は御堂筋線の我孫子駅から徒歩1分という好立地にあり、場所の特徴としては我孫子の魚米さんの目の前にあるマツヤデンキ我孫子店の上の階になります。
素敵な場所で開業され工事も最初と比べて見違えるほど綺麗になったので工事をしている僕たちも店舗の工事をして最高の気分でした。
そんな両道会様の空手道場あびこ教室の内装工事と、両道会空手様について詳しくお話していきましょう!
2024年11月6日の両道会空手のプレオープンの見学
2024年11月6日(水)にプレオープンということもあり、早速稽古に見学に行きました。
子供達の様子もあるので、詳細は載せることはできませんが、空手のキックによって音が鳴る様子や子どもたちが一生懸命に”押忍!”と声を出している様子が見ている僕もなんとも言えないような楽しい気分にしていただきました。
稽古時間は、毎週水曜・夕 初級 17:00~17:50 となっているので、見学や体験もできるようなので、詳しくは両道会様のホームページから問い合わせてください。
空手の稽古を見た感想
僕は空手の経験がなかったので、形がメインなのかと思っていたのですが、ちゃんとキックや打撃を教えており師範のキックの様子なども見ることができたため、正直言って迫力に圧倒されました。
また、小さな子供にも手取り足取り教えており、特に子供たちの礼儀作法や空手を通じて単なる習い事ではなく礼儀作法と武道の精神を学び、人間教育に力を入れていることがすごく伝わる時間でした。
両道界空手について当社が知っていること
”両道会空手は文武両道を目標に掲げる教育団体です。
両道会空手では空手という武道を1つのツールとし、「礼儀を学ぶ」・「心身を鍛える」場として、武道教育「両道会空手」として空手の楽しみ・奥深さを伝えます。”
両道界空手公式ホームページから引用
また、上吉川師範も長年この競技を修業されているようで、20年もの間同じ競技に取り組んできている話を聞いて、競技歴だけでなく空手を通じて人間性が鍛えられること、子供達が成長することに力をいれている。
それが生徒120人を抱えることになる人気と理由なんだなと個人的に感じました。
工事内容
今回工事をする前の床は、前回タイルカーペットを敷いていた事務所だったと考えられ、フロアコンセント含めまずは撤去作業から開始する必要がありました。
実際に、床自体がすでにタイルカーペットのボンドでねちゃねちゃになってしまっていたので、まずは下地の補修から開始するような大変な工事になることが予想されました。
では、実際の店舗内装工事内容についてお話ししていきましょう。
1.床の下地補修 床全面にアースシール
工事業者によってはこの工程を省く業者もいるのですが、当社は下地を綺麗にするからすることを徹底しており、リフォーム工事やリノベーション工事というのは仕上がりは下地が全てと言っても過言ではないと言えます。
しかし、この作業は手間と経費、工賃がかかるため請負金額の減少や予算を減らすために省略する業者が山のようにいますが、当社は職人含めこの作業はすべき箇所には徹底して行い、この工事を省略するようではこちらからお断りするケースもあるほど重要な作業だと考えています。
2.フロアタイルの施工
今回は、仕上がりのフロアタイルはサンゲツのフロアタイルを使用しました。
傷がつきにくく、子供たちがこの上で空手をするのに足元もよく綺麗な仕上がりになりました。
3.床の全面養生
今回は施工の都合上、どうしても先に床を仕上げる必要があったため、その後に床が傷つかないように完全養生をさせていただきました。
エコフルによってものが落ちた際に傷がつかないように対策を行い、他にもブルーシートなどを使って埃の対策も行いました。
4.壁の間仕切り造作工事
収納や物を入れるための部屋になる空間で、壁の間仕切りを起こすために下地を組んでいます。
もちろん、図面から今回は作っており、寸法も何回もお客さんと打ち合わせてこの場所でいいのか?使う材料や家具は何か?置いてみるとこの場所はどうなのか?そんな小さなことまで全て打ち合わせる必要があります。
5.電気工事とボード貼り
電気配線工事を行なった他、下地の上に石膏ボードを施工しました。
奥の木材が見える箇所には電気配線工事と、下地に貼るのは石膏ボードではなくコンパネを使っており、この場所に棚がつくこともあって強度の高い材料を使用しています。
6.扉の交換
両道会様の希望で、古い茶色の鉄扉から内装用のPanasonicベリティスのネイビーオークの扉に変更しました。
解体工事はもちろん必要でしたが、部屋の中が外から見えるようにしたいという希望に応える仕様になりました。
余談ですが、鉄扉は溶接されていたため、施工がかなり大変でした。
7.仕上げ:クロスの張り替え
仕上がったボードの上にクロスや巾木を施工し、クロスの張り分け部分に見切り材をいれるなど、施工に工夫をしています。
また、アルミの見切り材を出角部分には見切り材を使用し、ものが当たった時などの凹み防止に使用しています。
8.棚のクリア塗装と棚の取り付け工事
棚に集成材で作った棚板を設置するためにそのままの木材では手垢や汚れがついてしまうため、クリア塗装で表面に保護膜をつけています。
実際に保護膜がついている集成材は艶がすごい出ているのがお分かりでしょうか?
木目が残っておしゃれなデザインになっています。
Libraカルチャースクールと両道会空手の兼業で使う模様
今回の店舗は空手道場と同時にカルチャースクールとして、他の習い事ができるようなスペースとしても中を考えており、内装も綺麗なので、ヨガやダンス、その他塾やスペースのいる習い事にはぴったりの広さと立地ではないでしょうか。
道会空手 あびこ教室様へのアクセス
両道会空手あびこ教室へのアクセス
住所:大阪市住吉区我孫子東2-6−29 サンシャイン寿201号
電車:地下鉄御堂筋線徒歩1分 駐車場、近隣にコインパーキングがあります。
目の前には、魚米の我孫子店があり、下の会にはマツヤデンキさんが1Fに入居している角地の建物になります。
締め:両道会空手道場の綺麗になった店舗に見にきてください
ご縁があって、今回は両道会空手道場様の工事をさせていただきましたが、何よりも師範である上吉川先生の人柄と子供達が元気に頑張っている姿を見て、工事をさせてもらって良かったなとすごく感じました。
それと同時に改めて店舗の内装工事は段取りと打ち合わせが必須だなと感じました。
当社は大阪市都島区の工務店ですが、店舗や飲食店の工事に慣れているために同業種から依頼されることも多く、実際に工事ができると言って仕事を請けているが仕様や図面もめちゃくちゃで何もできないような業者は不動産業者含めたくさんいます。
全ての業者がそうとは言えませんが、店舗の内装工事に関しては特に素人の業者が工事をしてもいいものでは無いと改めて感じさせられますね。
それでは、皆様が少しでも素敵な時間をお家で過ごせるよう願っております。
質問や相談等があれば、記事を読んでくれた方に費用等はいただいておりませんので、気軽にご連絡ください。それでは時間を大切に良い一日を。
土井工務店 代表 土井健史