【施工事例】マンションの間取りを変更して、広々LDKにリフォーム

こんにちは土井(@takeshidoi73)です。
大阪市都島区でリフォームリノベーション専門店と土地建物の買取/再生の事業をしています。
今回、大阪市の中古マンションを購入してリフォーム済みのリノベされたマンションを購入されたお客さんからの依頼で、リビングが狭いので土井工務店さんに壁を解体して広くして欲しいという依頼がありました。
しかし、一見壁を解体するだけなら簡単なのですが、すでにクロスや床が仕上がっているために下記の施工が必要となりました。
- 室内養生
- 解体工事
- 建具の撤去、荷下ろし
- 壁の大工工事と下地
- 床の補修と一部フローリング張り替えと巾木交換
- クロスの一部はりかえ
- 室内清掃
中古マンションの一部のLDKを狭いような空間から広い空間にしたいという間取り変更の要望があったため、既存のPanasonicベリティスPAの3枚連動引戸を撤去する必要がありました。
この商品20万近い材料代なので、非常に勿体無いと思いつつも修繕して綺麗に再利用したいという気持ちもありますが、工事というのはそう上手くいくものではありません。
そのため、今回の建具は撤去となり、ゴミになるので非常に勿体無いですがゴミ代となりました。
そんな内装工事ですが、今回の内装工事は中古マンションを買ってリフォームを考えていて、リビングを広くしたい、洋室を一個潰して広々としたLDKにしたいというお客さんにとって役に立つ記事になると思います。
お客様の要望は、間取り変更して、広々LDKのマンションにリフォーム
冒頭に述べた通り、お客様の要望は間取り変更のために既存の壁を撤去して広々とした空間を作りたいという要望がありました。
しかし、この中古マンションはリフォーム後の物件だったので、既存の状態からではなく仕上がったいる内装であったため傷をつける恐れだけでなく、床の破損具合が壁解体後にどうなるのか?
壁を解体したら余計な物が出てくるのではないか?と試行錯誤しながらの施工となったので、正直簡単ではありませんでした。
実際問題、解体後にはベランダ手前の空間にはエアコンの先行配管用のふかし壁があったり、巾木を取ってみると壁を先行して施工しているので、壁解体後に床が捲れているのでフローリングを一部張り替える必要があったりなど、リフォームが慣れている大工でないと到底できないレベルの内装リフォーム工事になりました。
間仕切り解体手順

まず、建築の基本は養生から始まるので室内を養生しています。
ちなみに広いリビングを作るためにマンションの間仕切りを解体するのは難しいことではありません。
しかし、その際にクロスを張り替えない、床を修繕しないとなると一部を張り替えることはかなり高等技術になるのでできない業者がほとんどだというのはご存知ですか?
実際にマンションの中央の狭いリビングを間取り変更するために、広々としたリビングに変更している時には既存の壁の中の配管や床の施工手順が思っているものと違っていれば非常に障害となります。
そして、何よりも解体によって破損する箇所もあるので、クロスを一部のみ張り替え、床を一部交換というのはできる業者がほとんどいません。
今回はそんな難しい工事の依頼が当社へありました。
1現状はPanasonicの3枚戸が入っているので解体

もったいないことに奥に立てかけている扉3枚は20万円近くする扉なのですが、捨てました。
上の部分が解体された枠の後でこの後補修をしました。
このパナソニックの3枚連動引き戸は人気でよくリビングと洋室の間仕切りに使われることがあります。
しかし、今回のお客さんは既存の扉を撤去して洋室を一つ無くすことで広々としたリビングに間取り変更をするという希望でした。
この面白い希望に応えるためにもクロスをどうにか一部だけ張り替え工事にして、床も本当は端から端まで施工したいのですが費用削減のため一部張り替えをする難しいリフォーム工事を当社の職人の技術でお客さんの要望に応えることになった内装工事です。
2壁の補修と床の補修 大工工事

壁の補修は中途半端に解体ばかりするとクロスが捲れている部分が増えるので、既存の解体後の枠部分を利用して、この周りで下地を組むことで梁型のような形にして、クロスの張り替えを最小限にまで抑えることができ、コスト削減にもつながりました。
また、既存の床の後は補修が必須で下地補修をするために既存の下地にくっついているゴミを綺麗に撤去と掃除を行います。

3 クロス貼り
クロスには既存のクロスに何が貼られているか調査したのちに、サンゲツの量産クロスを選定し、解体によって貼る必要になったクロスの箇所を筆頭に今回内装工事を行なっています。
余談ですが、今回は品番が不明だったので一部めくって問屋からサンゲツに確認をとっています。
面倒な内容ですが、一部の張り替えや前回のデータが見つからないような内装工事は後で大変なので、費用が上がる原因にもなっています。
4 床の工事 フローリングの張り替えと木巾木

床のフローリングは正直全部張り替えるのであれば楽だったのですが、既存の状態では再利用できるかどうかもわからないような状態だったので、一部を張り替えるという選択にしました。
結果的には床は壁を取ると下にフローリングが無かったので、一部分だけですが床を張り替えることにしました、
実は一部フローリングを張り替える工事はフロアタッカーを使えないので、ボンドとハンマーなどを駆使して施工をするというリフォーム専門の大工だからこそできる難しい工事になります。

このボンドのクイック30という強力なボンドを使います。
しかし、素人が簡単に使えるものではなく、2液性のボンドというものとあまりにも臭いがきついので一般の人は頭が痛くなるかもしれません。

最後は浮きそうな部分を隠し釘で固定して少し時間を置くだけです。
このようにフローリングの部分補修のリフォームというか、フローリングの張り替えを行います。
非常に高等な技術なので、多くの職人は端から端までフローリングを張り替える提案をしますが、技術力のある土井工務店だからこそできる仕事だと自負しております。
余談ですが、マンションなのでLL45と思いきやここのANNEXのフローリングは直貼りのフローリングではなく直貼りのフローリングでパーチ工法によって床が上げられているような内装の仕様でした。
いわゆる二重床構造ですので、この場合は多くのマンションでは二重床は防音性に優れているので上貼り施工で使用する一般的なフローリングやフロアを使用して施工を行います。
工事には図面が書けて、大工経験のある会社では無いと難しい
今回、中古マンションの間取り変更の内装工事を請けてみて感じたのは既存が壁の中がどうなっているのかは施工した大工にしかわからないものだなと感じました。
また、このクロスの量を抑え違和感を出さないためにもこういった収まりの図面が書ける設計士が重要視され、大工経験のある工務店が必要になってくるのかなと改めて感じました。
そんな僕は大工工事をして、設計を学んでいるのである意味珍しい存在ではないでしょうか?
マンションの間取りを変える予算の目安と施工内容
中古マンションの間取り変更をする予算は新しい扉をつけるのか?床の破損やクロスの破損をどのように修繕するのか?
でも費用は大きく変わります。
しかし、最低限必要となる費用は40万円からといった費用なので、仕様や高級な考え方のある人では間取り変更には数百万かける人もいれば普通の間取り変更で言うと70万円前後の施工になるケースがほとんどです。
それには床の補修や図面、解体費用、ゴミ代、その他諸経費、材料代など考えるべきポイントはたくさんです。
逆に上がる原因となるのは、使用の床の材料代がそもそも高すぎる、他にはタワーマンションの内装工事、施工時間に指定がある店舗といった予算の増える要素がは建築の内装だけでなくリフォーム業者にも山のようにあります。
締め:マンションの間取り変更は経験と知識のある工務店が必須
今回中古マンションの内装リフォーム工事をして感じたのは、改めてこういった工事ができる、収まりがわかる会社さんや工務店が少ないのかなと感じました。
まあ、正直大工工事もできる人とできない人で圧倒的にスキルも違えば能力も違うものです。
今回は僕的に綺麗に仕上がったなと自信を持って言える物件なのでお家のリフォームを引き受けて改めて良かったなと感じることができました。
最後になりますが、間取り変更や中古マンションのリフォームは管理会社の規約や周辺の方への配慮、設計デザインが問われる仕事です。
こういった背景も踏まえてお客さん一人一人に向き合って、品質の高い間取り変更を今後も共有していきたいものですし、本当に品質の高い間取り変更や設計、デザイン、施工を土井工務店は突き詰めていく所存です。
それでは、皆様が少しでも素敵な時間をお家で過ごせるよう願っております。
質問や相談等があれば、記事を読んでくれた方に費用等はいただいておりませんので、気軽にご連絡ください。
それでは時間を大切に良い一日を。
土井工務店 代表 土井健史
