大阪市大正区のリフォーム工事に火災保険が使えた理由とは

こんにちは土井(@takeshidoi73)です。
2022年に大阪市大正区の看板工事をした際にお客様から、火災保険を使えないか?という相談を受けました。
結論から言うと、火災保険は台風、突風、竜巻、防風などの強い風によって破損した箇所でないと申請はおりません。

当社はお客様と共謀して、火災保険の申請を使うといった悪質な広告や宣伝、工事は一切行っていないので、基本的に火災保険を使っての悪質なリフォーム工事はお断りさせていただいています。

そのため、“虚偽の火災保険の申請は当社では行わない”といったことをご理解の上で、現地を見てから判断となりました。

実際に現場を見てみると、10m超の大きな看板で下地や看板が湾曲しており、金属の金物の部分が外れていたりしていたので、これは保証の範囲かもしれないと代表の私も確信しました。
その結果、お客様に現地の写真を撮った後、説明をしてお客様が加入している火災保険の人と会ってみることにしました。

実際の保険申請の流れ

  1. 相談(看板リフォーム兼、火災保険申請の相談)
  2. 保険の現地調査担当の方との連絡(当社が行いました)
  3. 保険の現地調査担当の会社と現地調査
  4. リフォーム予定現場の写真撮影
  5. 担当の方へ見積もりの引き渡し(当社が行いました)
  6. 火災保険の申請許可が降り、保険会社からの入金
  7. リフォーム工事の開始

上記の流れで火災保険の申請を行いました。
また、その時に当社が工事をした時の記事はこちら

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ちなみにですが、住宅ローンを使ってのマイホームの購入や、自営業の方が事務所やテナントを借りる際には火災保険に加入している場合が多いので、決して火災保険の申請が悪いわけではありませんし、

今回の記事は、住宅や店舗に火災保険の申請が通るかもしれない人向けの記事となっていますので、下記のテーマで詳しく火災保険申請の実態について、工務店目線でお答えしていきたいと思います。

目次

今回なぜ、火災保険申請の許可がリフォーム工事で通ったのか?

今回、火災保険のリフォームの申請が降りた理由は大きく分けて3つあります

  1. 当社のリフォーム工事の見積もりが高くなかった
  2. 現場の破損状況が風害と言えるような湾曲をしていた
  3. 当社と現場調査の会社の人が実際に現場に来て、現場の状況調査と協議の結果、風害と判断。
    そして、調査員の担当者が火災保険の会社に状況調査結果の書面を書いてくれたため

当社のリフォーム工事が安かったというと、言葉に弊害があるのですが当社は自社施工を中心に下請けに外注は極力行わずに工事をしているので、他社に価格でも質でも負けにくいと言うビジネスモデルとなっています。

その結果として、自社で施工するということが、お客様及び保険の調査員の方の信頼に繋がったのもあり、火災保険で多くをリフォーム工事の費用に使うことができ、お客様も喜んでおられました。

また、今回僕も自信を持って火災保険の申請に取り組めたのは、現場の状態が明らかに湾曲している状態と、取り付けている金具などが一切なくなっていたと言うのもあります。

そして、その旨を保険調査員の方に説明し現場に来ていただきました。
本来であれば、悪質な業者は写真などを微妙な角度で送り、被害があるように見せるのですが、当社ではそのようなことは一切せずに真っ向から“風害”であると主張させていただき、保険の調査員の方にも“風害”と判断していただきました。
その結果、僕も驚いたのですが調査員の方が保険の会社に”風害と判断した旨の”文書も書いてくれました。

火災保険を悪用されないための調査会社があることに驚いた

僕も今回初めて知ったのですが、あまりにも火災保険を使った悪質な保険申請が多いため、実際に現場を見て本当に風害かどうか判断をする調査会社があるようでした。

その会社の調査員さんに僕は本音で3つの質問をしました。

Q:風害かどうか正直見てわかるのか?
A:すぐに分かります。そんな現場を毎月何件も見に行っている

Q:故意に破損させて火災保険を悪用しようとしているのが分かるのか?
A:故意に破損させるリフォームの会社や職人、工務店を数多く見ているのですぐに分かる

Q当社の見積もりは客観的に見て費用や品質はどうなのか?
A:工事内容を見ると非常に良心的、価格と質を考えると大手企業なら3倍の見積もりがきます

これらの質問の他に驚愕したことは、実際に保険の調査会社の方は梯子をかけて、普通に屋根の上に登っていたので現場慣れしているのを実際に感じました。

その方も仰っていたのが、“本当に火災保険が使えます”とか言ってリフォーム工事を取ろうとする訪問販売や工務店が増えた!と言ったのがなんとも言えませんでしたね。

リフォームで火災保険が使えるという悪質な業者の増加

リフォームで火災保険が使えると思い、悪質な業者が増加していますが、その反面お客様も火災保険の虚偽の申請は罪に問われますのを知ってほしいのが本音です。

実際に僕が営業をしている時に“火災保険を使ったリフォームができないか?”と3ヶ月に1回ほどのペースで聞かれたことがあります。
その時の家の状態を言うと、屋根のスレートに1枚ほどヒビが入っている、外壁の目地コーキングが割れているような状態です。

客観的に見て、これで火災保険の申請は通らないし、悪質だと現地を見て判断したためお断りさせていただきました。他にも破風板の部分の釘が外れて浮いているのを見て、火災保険の申請を考える人もいました。

確かに風邪で 釘が外れたと言えば納得するかもしれませんが、本当に強い防風や台風で釘が一本外れるだけで済むのでしょうか?
もちろんこの仕事現地を見て、虚偽の申請になる可能性の火災保険の申請に協力は当社の方針で行わないので、お断りさせていただきました。

このようにお客様から火災保険の虚偽の申請を共謀しようと言うケースが増えており、どうしてもインターネットやSNSからあまりよろしくない情報を入手しているようです。

また、リフォームを考えているお客様と話をしていて感じたことが“水漏れ=火災保険を使える”と勘違いしているお客様が多いのに驚きました。

火災保険の風害と水漏れの何が違うのか?

火災保険の風害とは、台風、突風、竜巻、防風が当てはまり、実際に保険の申請の時でも気象庁が観測した日をピックアップして記入することがあります。
実際に雹(ひょう)災、雪災と言った保証がある火災保険もあります。

さて、水漏れで火災保険が降りる場合とはどのような場合でしょうか?
それは、上記の災害によって屋根や壁に破損が生じて雨漏れにつながった場合です。

あくまでも前提として最初に述べた災害があっての火災保険となり、火災保険がおりやすい家=風害と認められやすい材質の家とも言えるでしょう。

火災保険がおりやすい家の特徴とは?

火災保険の申請が使いやすい家という認識ではなく、火災保険を使用してしまうような状態になる家と言った認識で考えてください。

そのような家の特徴として次の項目が挙げられます

スレートの屋根
和瓦、洋瓦、セメント瓦の屋根
湾曲する可能性のある外壁(サイディング系)
金属や金物で固定されている箇所が目立つ家

要するに壊れている箇所が目立つ家といっても過言ではありません。
余談ですが、最近では金属屋根のガルバリウムが増えているのでその屋根が湾曲したというと、かなり嘘くさいと思われるので申請している方を見たことがありません。

と言うより、ガルバリウムの屋根は基本的にメーカー保証が問題なければ35年ほどあるので、申請する人もいないのではないでしょうか。
皆さんは火災保険が降りやすい家とはどのようなイメージを持っていましたか?
古い家でしょうか?それとも角地の家や土地を考えられたでしょうか?

ですが、火災保険の申請も年々厳しくなっている傾向になっています。

なぜ火災保険の申請が厳しくなったのか?

結論から言うと、東日本大震災や大阪の地震、台風の保険を使用することが多かったのが主な原因です。
また、実際に火災保険の保険料は年々上昇もしており、決して安くはありません。

ですが、保険に入っておくことは、現場の人間として絶対にお勧めします。
なぜなら屋根が傷んで雨漏れしてすぐに現金で直すとなると、腐食部分も現れるので決して安い金額で直すことはできないのです。

また、破損部を放置しているとそこから水が回り、日に日に悪化する一方で最初に直せるといったリフォーム金額では直せない場合があります。
これらを踏まえて、火災保険は万が一の備えとして必ず入っておくべきです。

そして、大きな台風や暴風が来た時に家の前に瓦が落ちていたなどの問題があれば、火災保険を考えてもいいかもしれませんね。

最後に当社では、火災保険の申請を考えている方のリフォームの相談も承っております。
お客様のために本当に火災保険が使えるのか?保険調査員との話し合い、見積もり全力で向き合っていく所存です。

屋根や壁等の破損が考えられ、リフォームを考えている方はぜひご相談ください。

リフォーム39の記事を読んでいただきありがとうございました。
当サイトは”手抜き工事・悪質な訪問販売・違法建築”からお客さんを守るために、リフォームの教科書になることを目指しています。

工事依頼・質問・依頼・相談等があれば、気軽にお問い合わせからご連絡ください。
それでは時間を大切に良い一日を。

リフォーム39運営責任者 土井健史

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