大阪のリノベーション不動産会社モデルルームに潜入調査

リノベーションハウスの見学会に行ってきた

こんにちは土井(@takeshidoi73)です。
今回は他社のサービスを研究すべくリノベーション見学会に行ってきました。
その会社は不動産×リノベーションといった事業形態で会社は大阪の会社です。

リフォベーションが流行しているといったこともあり、リノベーション会社の研究と工事の質を見るため、下記の目線で研究すべく見学会に行きました。

早速結論から僕が嫌だなと思ったことを言うと、このモデルルームのリノベーション見学会の物件が、見学会当日に引き渡し予定のお客さんの家でした。

正直言いますと、業者によくあることなのですがお客様の家を見学会やリノベーションの様子として、インターネットやSNSに記載することはありますが、引き渡し当日の家に入ったのは初めてでした。

皆さんは自分たちのマイホームが引き渡し当日までモデルルームになると言う気分はどうでしょうか?
僕はちょっと嫌なので、少しお客様の立場から見て気の毒でした。

しかし、僕も勉強に来ているので盗む技術やデザインのセンスは見ることがあるのでは無いかと望みました。
余談ですが、このリノベーション見学会には友人と私の家族と見学会に行っているので、見学会に来た数で言うと、貢献しているのでは無いでしょうか?

ちなみに私の友人は建築士の友人で、僕は現場の社長です。
僕が営業なら絶対にリノベーション見学会に来て欲しくなかったですねw

目次

リノベーション会社モデルルームの驚くべき秘密

リノベーションを中心としたサービスを展開していると言うことなので、どういった手順でお客さんとリノベーションを計画しているのか?と聞いたところ下記の手順でリノベーションを勧めるようです。

  1. オフィスにてプラン作成(家の広さ、間取り、内装のデザイン)
  2. プランに合わせてレインズなどで物件探し
  3. お客様と一緒に物件の内覧とショールーム見学
  4. 物件を見つけてから見積もり
  5. 内装のデザインの細かい打ち合わせ
  6. 物件とリノベーション工事の契約

といった流れのようで、どちらかというと寄り添った営業で理にかなっている営業手順だったので、勉強になることも多かったです。
また、お客様と共にショールームにも行くので、その点は新しい営業だなと素直に感心しました。

リノベーション工事の内容や質と費用

実際に工事を見ましたが、感想は正直他業者を悪く言うのはアレですが、金額と工事の質が合っていないのが正直な感想でした。

工事内容を書きます

マンション内装リノベーション工事内容項目

解体工事(キッチン、壁、天井、)
壁下地調整 及びコンクリート仕上げ(ケレン・清掃)
電気配線工事
内装大工工事
床下地工事
壁下地工事
床フローリングヘリンボーン仕上げ
キッチン新設工事
ダクト工事、換気扇新設
給排水工事
クロス一部張り替え工事
冊子交換工事

こんなところでしょうか?
余談ですが、壁や天井の解体後にマンションのスラブ(コンクリート)をむき出しに仕上げる施工方法を選んでいましたが、古いマンションで壁がヒビだらけなのが見え、僕は到底オシャレとは言えませんでしたね。

また、引き渡し日に展示会をするのも僕は悪印象だったのと、天井にマスキングテープが貼られたままなのも個人的には目に映りました。

ちなみに施工の質は上手いか下手かで言うと、下手でしたね。
まあ、工事業者は下請けなのでそこはリノベーションハウスの関係性なのでしょう!

余談ですが、リノベーションとリフォームの違いは元からあったものに修繕するのがリフォーム。
元あったものより、性能を革新的なものにするのがリノベーションと言われており、この工事はどちらかと言うとリフォームでしたね。

まあ、要は横文字を使っているだけで根本はリフォームじゃないかなと工事をしていて感じました。

リノベーション工事の費用

リノベーションの間取りは元々3LDKから2LDKにしたと言う間取りです。
そして、新しい間取りにしたリノベーション費用はなんと12,000,000万円。

ちなみにトイレと風呂は既存のものを使用しているので、さすがにぼったくりすぎだろうと心の中で思いましたが、この工事が好きなお客様かもしれないので、そこは会社の営業力だと思います。

ちなみに手抜き工事等は小さいレベルでしかありませんでした。
具体的にいうと、ウォークインクローゼットの中のビスを打っていなかったり、床のフローリング材(ヘリンボーン)の床と床の間に大きな隙間があったり、営業さんが僕たちにお勧めした次の言葉は衝撃でした。

ここのrになった床の角度がいいんです!

と説明してきたのですが、木の小口がrの部分だけ、サイズが隣と違ったりしたので、なんとも言えない反応を僕らはしていました。

ただ、ここのリノベーションハウスの良いところは12,000,000円かかります!とはっきりいって、お客さんを騙そうとしていないところが僕は好きでした。
やはりこの金額でも契約していただけるのは会社の努力であったりするので、営業マンの営業力ではないでしょうか?

余談ですが、僕はこんなところには絶対に住みたくない、と思ったのと私の家族もこんな家は無理だと言っていたので安心しました。

お客さんが入居する家なので写真を撮れないのが残念ですが、強いて言うならばきちんと工事を丁寧にしてほしかった。
おそらくですが、営業さんは説明するためだけの単語しか分かっていないので、工事の質は本当に良いものだと思っています。

僕の建築士の友人はこのリノベーションモデルルームを見て、ポンコツ建築士による、”機能性や住む人のことを理解していないデザインだけの家”と話をしていました。

締め

今回リノベーションのショールームを見にきて本当に良かったです。
世間の声やリノベーションの工事の価値観を学ぶことができましたし、何より他業者の工事(リノベーション)の質を見ることができました。

これなら弊社は技術では圧倒的に勝ると確信したので、今後とも自信を持って工事をしていきたいです。
余談ですが、このマンション1階のロビーに大きく

管理費を滞納している人がいます


と書いていたのですが、営業マンの女性は僕たちに、”ここのマンションは管理や修繕がきちんとされて良いマンションなのです!”と言っていました!
やはり不動産やリフォームの仕事は面白いですね。

リフォーム39の記事を読んでいただきありがとうございました。
当サイトは”手抜き工事・悪質な訪問販売・違法建築”からお客さんを守るために、リフォームの教科書になることを目指しています。

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それでは時間を大切に良い一日を。

リフォーム39運営責任者 土井健史

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