【施工事例】ウスイータのオーク色を上貼り施工した感想

こんにちは土井(@takeshidoi73)です。
大阪市都島区でリフォームリノベーション専門店と土地建物の買取/再生の事業をしています。
今回、都島区の城北公園通りのお客さんからの希望もあって、和室の床の一部を上貼り施工で床をリフォームすることになりました。
本来であれば、一度解体して床の高さを調整してフローリングを貼ることが多いのですが、今回は上貼り施工のため既存のフローリングの上からフローリングを上貼り施工します。
また、今回は見切り材との高さの調整が取れなかったため、Panasonicの商品である、1.5mm厚のウスイータ:オーク色を使用しました。
なかなか戸建てのお家でウスイータを使用する事は無いのですが、今回珍しく冊子周りとのチリ(高さ)が無いここと、床を全て解体するわけでもないということもあり使いました。
今回の記事は、和室の床で”ウスイータのオーク色”を使ったレビューになります。
ウスイータの施工には下地の状態が重要

写真を見てわかるようにかなり、下地がわるい状態の床です。
この床もめくって解体するまでは、障子の裏にある押入れの床だったのですが、解体した結果下地が弱っていることと、下地のコンパネが5.5mmしかなかったということもありすぐに解体ができました。
その後は根太の補強とコンパネ12mmを貼ってフローリングの下地を作りました。

ウスイータの施工の切掛けの部分の下準備の写真です。
このあとウスイータをカッターで切って施工します。
Panasonicのウスイータのオーク色は和室の色にマッチしているので非常に雰囲気のある仕上がりになりそうです。
同時に敷居との段差部分も床を解体していることもあって解消することができました。
戸建てのリフォームでウスイータを使うメリット・デメリット
基本的には、ウスイータは中古マンションのフルリフォームやリノベーションで使用することが多く、不動産屋さんが好んでいる傾向にあります。
そんな中、ウスイータだけではメリットだけでなく、デメリットもあります。
デメリットは新しい商品のため、耐用年数の予想ができない点と、床自体がさらに悪化した場合はウスイータを新しい状態にも関わらず解体する必要性が生まれます。
メリットでは、施工が冊子との高さの関係で難しいなどの条件の際にこの商品は力を発揮します。
基本的にウスイータは商品代金自体が高額のため、使用する場所を選びます。
僕個人的には、ウスイータはどうしようもない場合のみの上貼り材として使用することが多いです。
ウスイータ:オーク色で上貼り施工

実際にウスイータのオークを施工しました。
やはりパナソニックだけあってお洒落なフローリング材だと感じました。
ウスイータの人気色:ホワイトオークも使用

昔の話にはなりますが、ホワイトオーク柄のウスイータを中古マンションで使用してリノベーションしたことがあります。
その際の実際の施工事例になります。
ウスイータは建具との境目や玄関框との取り合いの段差があまりない場合に、どうしても使わなければいけないような場面が多々ありますので、1.5mm厚というのが非常に役に立ちます。
中古マンションのリノベとウスイータのメリットの施工事例になりますが、ウスイータというのは基本的に使うと高いので、使わなければならないという場面で使うのがおすすめだと現場で使っていて感じます。
商材は上記の記事に記載し、今後の施工の知識にもなるので一読してください。
ウスイータのホワイトオーク柄を使用した記事です。
ホワイトオークは人気色で、よくマンションの床のリノベで使用されます。
今回の色はオーク色を使いましたが、Panasonicのウスイータは高価ですがデザイン性に優れているので他の色を見ても良いんではないでしょうか?
他のフローリング材:DAIKENのハピアフロア

床なりとの激闘の後、仕上げ材にDAIKENのハピアフロアを使用しました。
床を解体してみると、下地のコンパネが入っておらず下地の根太に向かって直張りをしており、案の定床の凹みと音鳴りが激しい状態でした。
都島区の周辺及び城北公園通りの周りの戸建ては古いお家の方が多いので、どうしても床が弱くなってしまっているケースが多く、一度解体して下地から補強し直すという選択をするのが多いようですね。
実際問題、フローリングの材料を貼る前に床の下地を綺麗にすることは大前提ですし、コンパネの下の根太や根太掛けまで全て直すのか?
さらにその下の大引きや束まで工事をするのか?そこまで計算してリフォームするのが大切ではないでしょうか?
戸建てでウスイータを使う時の注意すべきは”床の傾き”

ウスイータは下地の影響を受けやすいので、もし下地を解体しておらず上貼り施工をしている場合は、下地の高さや厚みの影響をもろに受けます。
この写真の場合は上貼り施工ですが、よくみるとわずかに傾いているのが分かります。
正解はありませんが、ウスイータを施行する際はあらかじめ下地を完璧にした状態でないと、次の施工者が苦労するということだけはこの日に理解することができました。
床の傾きを直す方法を書いた記事”【職人目線】家の傾いている床を直す方法”に記載していますので、床のリフォームを考えている方はま図、下地の状態をよくする方法から考えるべきということがよくわかる記事です。
実際に土井工務店には床の傾き含め、床の相談が多いのでその際の施工事例となっています。
詳しくここに書いているので、お家の傾きを床のリフォームと一緒に直す場合は一度ご覧ください。
床の大工工事は手抜き工事も多い
傾いている床や、床なりのする床は初心者の職人では施工が難しく手抜き工事の多い工事になります。
そのため、床を解体してから様々な問題が見つかるケースが多くあります。
実際に起こってしまうような問題について手抜き工事や工事が下手な業者についての原因について下記に記載しています。
当社の記事、【工務店が解説】工事が下手な業者と手抜き工事が起きる理由について細かく記載しております。
実際問題、床の下には手抜き工事や旧建築基準法の工事がたくさんありますので、正解はありません。
フローリング材の下にコンパネが無いケース、大引きのない床下地があったり、施工した会社や大工によって工事の質は全く違います。
つい先日行った都島区の城北公園通りの戸建ての床リフォーム工事も解体してみると手抜き工事はありました。
ウスイータの床なりと原因について
床なりの原因について、大工の目線から考えると、大きく分けて3つの要因が絡んでいます。
まず一つは、構造的な問題です。
家の建設当初からの構造設計に問題があった場合、床が傾いたり、音が鳴る原因になります。
例えば、基礎や土台が不安定だと、床材を支える梁や根太(床を支える横材)が歪んだり、沈んだりしますし、この場合、床が傾くのと同時に、床がギシギシと鳴ることが多く見られます。
次に、湿気や乾燥による影響です。
特に木造の家では、木材は湿気を吸ったり乾燥したりすることで伸縮します。湿度が高い時期には木材が膨張し、乾燥している時期には縮むため、床材が浮いたり、隙間ができたりします。
これにより床の音が鳴ることもあります。特に古い家では、木材が劣化していることも多いため、床なりがひどくなることがあります。
特にウスイータは上貼り施工で用いられることが多いので、下地の影響を大きく受けるため既存の下地が悪くすでに薄ECよりも下の箇所で根太とコンパネに隙間ができてしまっているケースもあれば、コンパネ同士が擦りあって音が鳴る場合もあります。
また、施工不良も大きな要因です。例えば、床材が適切に固定されていなかったり、根太が間隔を空けすぎて設置されていたりすると、歩いた時に床が柔らかく感じたり、音が鳴ることがあります。
特にDIYで床のリフォームを行った場合など、構造材の取り扱いが不十分だったことが原因で床なりが起きることもありますし、ウスイータの場合は専用のボンドを使うのですがそれが高いのであえてそれを使わずに安いボンドを使う悪い業者がいます。
そういったことが原因で接着不良を起こして、ウスイータが浮いてしまい隣と隙間ができてすりあって音が鳴る原因になるケースがあります。
ウスイータを使ってリフォームをする予算について
正直言って、ウスイータは高いので決して普通のフローリングと同じ金額では施工することができません。
ただ、デザイン性はPanasonic製品の中でも飛び抜けていいと思うので、空間作りにもってこいの材料です。
そんなウスイータですが、マンションなど50㎡ほどの広さでも80万円以上費用がかかりますし、ウスイータを施工する場合は巾木の交換を検討する必要があります。
今の床なりを直すのであれば、下地からやり直す必要があるので他の材料も検討してもいいのではないかなと思いますし、それでもこのデザインを使ってする場合は大工仕事が得意な工務店に依頼するべきです。
正直言って、今は大工工事ができないような偽物の職人が多いので。
締め:フローリングを貼って最高の仕上がりを
期待する場合は、全ての床を一度解体するべき
今回ウスイータを使用して感じたことは、やはり下地が重要になってくるので古いお家との相性はあまり良くないという点、そしてウスイータ自体の本体が高いので数多く使うくらいのなら、床を一度解体して新しい木下地を使って、直張りではない他のフローリングを考えた方が費用は抑えられると思いました。
やはりウスイータの選択はどうしてもウスイータしか使えないという場面で発揮されるのかなと感じました。
ただ、このウスイータのデザインの良さはPanasonic製品ならではの信頼性と価値があるのでその点は本当にいいものだと個人的に感じています。
大阪市の都島区にある当社こと土井工務店では、職人がこれでもかというほど技術を駆使した工事を行なっております。
会社規模としては、まだまだ未熟な会社ではございますがこの記事も代表である僕が時間をかけて書いているので、ライターなどの外注は一切ありません。
分からないこと質問等がございましたが、お気軽にどうぞ。
それでは、皆様が少しでも素敵な時間をお家で過ごせるよう願っております。
質問や相談等があれば、記事を読んでくれた方に費用等はいただいておりませんので、気軽にご連絡ください。
それでは時間を大切に良い一日を。
土井工務店 代表 土井健史
